2012年2月16日木曜日

CentOS6.2 KVM環境構築

CentOS5.4で運用してきましたがそろそろ6.xにアップデート。
Xenで管理してきた仮想化環境を6系からCentOS標準になったKVMに移行。

以下、その記録。

http://www.oss-d.net/virt/kvm
こちらを参考に。

■環境

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.2 (Final)

$ cat /proc/version
Linux version 2.6.32-220.4.2.el6.x86_64 (mockbuild@c6b18n3.bsys.dev.centos.org) (gcc version 4.4.6 20110731 (Red Hat 4.4.6-3) (GCC) ) #1 SMP Tue Feb 14 04:00:16 GMT 2012

■KVMインストール

$ yum groupinfo kvm
Loaded plugins: fastestmirror, refresh-packagekit
Setting up Group Process
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * base: rsync.atworks.co.jp
 * extras: rsync.atworks.co.jp
 * updates: rsync.atworks.co.jp
Warning: Group kvm does not exist.

おっと、いきなりダメじゃん。

ここまで辿り着くまでにRAID組んだりX入れたりVNC入れたり色々用意してたんですが、CentOS6.2で管理されてるパッケージがこれまでと地味に色々変わってる。

$ yum groupinstall Virtualization "Virtualization Client" "Virtualization Platform" "Virtualization Tools"

が正解。
参考 http://unix.stackexchange.com/questions/18802/how-to-install-kvm-on-centos-6

後は基本的に書かれてある通り。

■ブリッジ設定

$ cp /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0
$ vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0

DEVICE="br0"
BOOTPROTO="static"
BROADCAST="192.168.12.255"
DNS1="192.168.12.1"
GATEWAY="192.168.12.1"
#HWADDR="00:22:19:0B:6F:F0"
IPADDR="192.168.12.51"
NETMASK="255.255.255.0"
#NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
TYPE="Bridge"

$ vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

DEVICE="eth0"
#BOOTPROTO="static"
#BROADCAST="192.168.12.255"
#DNS1="192.168.12.1"
#GATEWAY="192.168.12.1"
HWADDR="00:22:19:0B:6F:F0"
#IPADDR="192.168.12.51"
#NETMASK="255.255.255.0"
#NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"
BRIDGE="br0"

$ service network restart

$ vi /etc/sysctl.conf
# 恐らく変更の必要ない

ここまででブリッジを見るように設定できた。
ただ、rebootしたりするとWANが見えなくなる。
何でかよく分からないけどservice network restartすると見える。

■仮想マシンマネージャー起動

X上で
$ virt-manager

Error polling connection 'qemu:///system': internal error Cannot find suitable
emulator for x86_64

となれば、恐らくBIOSのVirtualizationが無効になっている。
BIOS設定からVirtualizationをenableに変更すればOKだった。

■ゲストOSインストール(失敗)

virt-managerからGUIで仮想マシンをインストールしようとすると、ネットワーク越しのインストールが出来ない。
URIを指定してインストールを試みると
The location must be the root directory of an install tree.
とかって言われる。

検索してみてもバグ?とか何とか、よく分からない。
しょうがないのでローカルメディアからインストーラを起動してネットワークインストール。

■仮想マシンインストール(続き)

CDROMにネットワークインストールのメディアを焼いてそこからインストールを試みた。
途中までは良かったけれど、インストール中にUSB接続キーボードのアンダースコアが表示できない。

keymapとか色々あるんだろう。

ググってみてもVmwareの場合はいくつか出てくるけど、KVMはよく分からない。

仕方がないのでUSのキーボードレイアウトでインストール実行。
「ほ」の辺りのキーをShift押しながらでアンダースコア。

無理やり感漂うけれど、まぁ、インストールはできた。

インストール後日本語レイアウトに変更。

$ vi /etc/sysconfig/keyboard

KEYTABLE="us"
MODEL="pc105+inet"
LAYOUT="us"
KEYBOARDTYPE="pc"

↓

KEYTABLE="jp106"
MODEL="jp106"
LAYOUT="jp"
KEYBOARDTYPE="pc"

アンダースコアも大丈夫。

・ゲストOS環境

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.2 (Final)

$ cat /proc/version
Linux version 2.6.32-220.el6.x86_64 (mockbuild@c6b18n3.bsys.dev.centos.org) (gcc version 4.4.6 20110731 (Red Hat 4.4.6-3) (GCC) ) #1 SMP Tue Dec 6 19:48:22 GMT 2011

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